「而今、新政、花陽浴の日本酒はありますか?」
最近、日本酒を探している方から、こんなお問い合わせをいただくことがあります。
希少な日本酒と聞くと、「十四代」や「朝日鷹」などを思い浮かべる方も多いかもしれません。
もちろん、こうした銘柄は今でも高い人気があります。
しかし、実際にお酒の買取・販売に携わっていると、それ以外にも「探している人がいる日本酒」があることに気づきます。
今回は、その中から「而今(じこん)」「新政(あらまさ)」「花陽浴(はなあび)」という3つの銘柄をご紹介します。
有名だから希少、とは限りません
日本酒には、スーパーや一般的な酒販店ではなかなか見かけない銘柄があります。
理由のひとつが、蔵元と契約した特約酒販店を中心に販売する流通方法です。
たとえば三重県・木屋正酒造の「而今」は、蔵元で小売販売を行わず、全国の特約店で購入するよう案内されています。
秋田県の「新政」も、蔵元による直接販売は行わず、購入希望者には特約酒販店を案内しています。
つまり、
「名前をあまり聞いたことがない=珍しくないお酒」
とは限らないのです。
むしろ、日本酒好きの間ではよく知られていても、流通量や販売店が限られているため、なかなか出会えない銘柄もあります。
「而今」「新政」「花陽浴」ってどんな日本酒?
而今(じこん)
三重県名張市の木屋正酒造が造る日本酒です。
「而今」という名前には、過去や未来に囚われず「今を精一杯生きる」という意味が込められています。
蔵元では小売販売を行っておらず、全国の特約店を通じて販売されています。
新政(あらまさ)
秋田県秋田市の新政酒造が造る日本酒。
1852年創業という歴史を持つ酒蔵で、「No.6」や「Colors」など、日本酒好きにはおなじみのシリーズがあります。
こちらも蔵元で直接購入できるお酒ではなく、特約酒販店を中心に流通しています。
花陽浴(はなあび)
埼玉県羽生市の南陽醸造が造る日本酒です。
正規特約店でも取り扱われていますが、商品によっては入荷後すぐに完売しているものも見られます。現在の正規特約店の商品一覧でも、多くの花陽浴が売り切れとなっています。
家にある「知らない日本酒」、実は探している人がいるかもしれません
いただきもののお酒や、ご家族が購入した日本酒を整理していると、
「この銘柄、聞いたことないな」
という一本が出てくることもあると思います。
有名な十四代なら、
「もしかして価値があるかも?」
と思えるかもしれません。
でも、「而今」「新政」「花陽浴」のように、日本酒を普段あまり飲まない方には馴染みがなくても、探している人がいる銘柄があります。
そのため、
「知らない銘柄だから、それほど価値はないだろう」
と自己判断してしまうのは、ちょっともったいないかもしれません。
日本酒は、保管状態も大切です
一方で、日本酒はウイスキーなどの蒸留酒とは性質が異なります。
特に生酒などは冷蔵での管理が必要な商品もあり、同じ銘柄でも製造時期や種類、保管状態などによって評価が変わることがあります。
「いつか価値が上がるかも」と長期間置いておくよりも、飲む予定のない日本酒なら、一度現在の価値を確認してみるのもひとつの方法です。
十四代じゃなくても、一度調べてみませんか?
今回ご紹介した、
-
而今
-
新政
-
花陽浴
以外にも、限られた流通の中で販売され、日本酒好きから探されている銘柄はたくさんあります。
「もらったけれど飲まない」
「家族が集めていた日本酒を整理したい」
「銘柄を調べてもよく分からない」
そんな日本酒がありましたら、処分する前に一度チェックしてみてください。
思っていた以上に、探している人がいる一本かもしれません。
お酒の買取について相談する
https://hayasaka-liquor.com/

